【公演解説】ミュージカル『モンテクリスト』詳細あらすじ 

   2016/12/09

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『モンテクリスト』詳細あらすじ

※ネタバレしていますので、ご注意ください。
また2013年版を参考に書いているので2016年版とは違う個所もあると思います。
あくまでも参考としてご覧ください。
曲名は、韓国原文を訳したもので、日本版の曲名も( )で書いています。
すべての曲名を書き入れているわけではありませんのでご了承ください。

1幕

紗幕の向こうで船乗りのエドモン・ダンテスが、病に倒れた船長を助けている場面?が演じられている。(このシーンは、のちにエドモンが逮捕される容疑の伏線のシーンになる)

シーン1

幕が開くと、航海を終えてマルセイユに帰ってきたエドモンを婚約者のメルセデスが満面の笑みで出迎え、2人が再開を喜びあう場面が繰り広げられる。

船舶会社のモレルが自分を船長にすると言ってくれているから結婚できる、二人支え合い、信じ合って生きていこうと、幸せな気持ちで歌い上げている。  
♪愛が真実であるとき(「この愛を信じて」)

シーン2

エドモンとメルセデスの婚約式が行われている。
♪祝杯!(「さあ乾杯だ」)

オーナーのモレルから船長就任も告げられ、仲間からお祝いされているエドモンとメルセデス。
船長の座を狙っているダングラールとメルセデスに思いを寄せているモンデゴは喜び沸いているエドモンとメルセデスを横目で見ながら、エドモンを追い払って自分たちの欲望を満たそうと計画を練っていた。

エドモンはナポレオンからの手紙を預かっているので、そのことを通報すれば処刑されるというものだった。

祝いの宴のさなか、警官たちがやってくる。
賑やかすぎて通報されたかなと苦笑していたエドモンだったが、「お前を逮捕する」と拘束されて連れていかれる。

シーン3

ヴィルフォール検事の所に連れていかれたエドモンは、自分が流刑中のナポレオンの密書を伝達しようとしたという嫌疑をかけられて逮捕されたのだと知る。

身の潔白を訴え、ヴィルフォール検事もそれを認めて無罪にしようとするが、去り際の会話で、その密書の宛先が自分の父親だったことを知り、その事実がバレたら自分の政治生命が危ういと思い、
ヴィルフォール検事はエドモンを有罪にして流刑地に投獄する。

シーン4

舞台上には、一方ではメルセデスがエドモンの無事を祈り、もう一方では監獄の中でエドモンがメルセデスを思っている心情が二人のデュエットで歌われている。互いに強い愛で結ばれている2人。
♪いつもあなたのそばに(「ただそばにいる」)

シーン5

ヴィルフォール検事の部屋にエドモンの父、モレル、モンデゴ、ダングラールが訪れて、「エドモンは無実だ、何かの間違いだから助けてくれ」と訴えている。

だが、エドモン父とモレルが帰った後、モンデゴとダングラールは豹変し、ヴィルフォールと共に、それぞれの利害のためにエドモンに罪を着せて二度と出てこられないようにするのだと歌い上げる。これ以降、彼らはエドモンを罠にはめた秘密を共有する共謀者になっていく。
♪歴史は勝者のもの(「罪を着せろ」)

シーン6

舞台上では、監獄の中のエドモンが毎日が死にゆくようだと空しく絶望的な心情を歌っていて、もう一方ではメルセデスがエドモンは必ず戻ると信じ祈っているが、彼女も絶望的な気持ちでいる。
そんなメルセデスにモンデゴは「エドモンは死んだ。僕が君を守り、支えるよ」とメルセデスを慰める。
♪日に日に死にゆく(「命を削られて」)

シーン7

監獄で歳月を過ごすエドモンは、ある日、間違って穴を掘り進んで自分の監獄部屋にやってきたファリア神父と出会う。

お互いの境遇を話す中で、神父からなぜ自分がこんなところに入れられることになったのか考えてみろと言われ、エドモンは自分が3人の男たちにはめられたのだとようやく気が付く。
そしてその日から二人は一緒にトンネルを掘って脱出する計画を立てる。

その傍ら、ファリア神父から、知識は大きな財産になると言われ、幅広い知識に剣術など、様々なことを教えてもらう。
♪レッスン開始(「学べすべてを」)

シーン8

トンネルを掘っている最中にファリア神父が負傷してしまう。
虫の息の中、ファリア神父は最後に

「赦しのない憎しみと復讐は、結局は自分の人生を破滅させる」
「だから人を赦しなさい」

と言い残して亡くなる。
♪われらが王になったら(「いつか王のように」)

シーン9

そしてエドモンはファリア神父の遺体の袋に身を隠して脱獄に成功する。

シーン10

エドモンは豪快な女船長ルイーザの率いる海賊船に救出される。
♪真実あるいは対談(「本当か嘘か」)
 
ルイーザの手下のジャコポと闘って勝つが、ジャコポの命を助けてやり、二人は友達になる。

シーン11

エドモンとジャコポはファリア神父に聞かされていたモンテクリスト島を訪れて財宝を手にする。
そして、この財宝を元手に新たな人生を生きることを決意し、モンテクリスト伯と名乗るのだった。

シーン12

パリの優雅な邸宅。

一方のメルセデスは裕福ではあるものの、利己的な夫モンデゴの元で息子アルバートと共に不幸な生活を送っていた。かつての幸せだった日々を思い出して、今を悲しんでいる。
♪世界中が私のものだった日(「世界を手にした日」)

シーン13

エドモンはバルコニーにたたずみ、夜空の星を見ながらメルセデスのことを想っている。
♪われらの星(「星の約束」)

そこにやってきたジャコポから復讐相手たちの情報の報告を受けるが、自分の父が亡くなったこと、そして、メルセデスがモンデゴの妻になって息子までいることを知る。エドモンの心にひときわ熱い復讐の炎が燃え上がり、一人にしてくれ!とジャコポに言い捨て、燃えたぎる復讐心を歌いあげる。
♪お前たちに贈る地獄(「地獄に落ちろ」)

 

<一幕終了>

 

第2幕

シーン1

メルセデスの息子アルバートは友人たちとローマにカーニバルを見に行きたいと両親にせがんでいる。行かせたくないメルセデスだが、父親のモンデゴの許しを得て意気揚々とローマに出かけるアルバート。
舞台ではローマのカーニバルの賑わいが展開される。 
♪ローマのカーニバル/タランテラ(「踊れ タランテラ ローマのカーニバル」)

そこにやってきたアルバートは、心惹かれる女性の後をついていくうちに拉致されてしまう。

シーン2

気が付くと柱に括り付けられているアルバート。
隣にはモンテクリストもいて「自分も拉致されたのだ」と捕まっていた。
捕まった者どうし話をする二人。捕まった原因が女だと知って、女性について歌い合う2人。
♪女というものは(「女って」)

そして、2人でここから逃げようということになり、モンテクリストはアルバートを助けて脱出する。

すっかりモンテクリストに信頼を寄せるアルバート。
パリに戻ったらパーティーを開くからアルバートにも来るように誘い、距離を縮める2人。
だが、この拉致は、アルバートに近づくためにモンテクリストがルイーザに頼んでわざと仕掛けたものだった。

シーン3

モンテクリスト伯爵家でのパーティー。

モンデゴ、ダングラール、ヴィルフォールも客として呼ばれている。
素晴らしい大邸宅に豪華な調度品の数々を目にして、客たちがモンテクリスト伯の正体を巡って様々な噂をしている。

また、すっかり落ちぶれた、かつての船舶会社のオーナー、モレルがパーティーに呼ばれていることも客の話のタネになっている。
♪そんなことを話してました(「噂の伯爵」)

アルバートもヴィルフォールの娘で恋人のヴァレンタインと共に出席している。
そんな中登場するモンテクリスト伯。

モンデゴら3人が紹介されるが、冷たくあしらうモンテクリスト。
その一方でモレルに対しては温かな眼差しで応対する様子に客たちは首をかしげるが、誰もモンテクリストがエドモンとは気が付かない。

そこにアルバートが母も来ているのですと母親メルセデスを紹介する。
一目見た瞬間、エドモンだと気が付くメルセデス。
♪そのまなざしを覚えてる/その男は死んだ (「忘れえぬ瞳/男は死んだ」)

シーン4

パーティー後のモンテクリスト伯の領地にて。

シーン5

モンテクリストは仮の会社を設立し、金儲けの見込める有望な事業であると欺き、ダングラールには株で破産させ、ヴィルフォールの不正を暴き、モンデゴには女と酒におぼれさせてそれぞれを破滅させ、ダングラールとヴィルフォールは自殺し、モンデゴもボロボロになる。
♪罠/もっと多くもっと高く(「罠/欲望は底なし」)

シーン6

アルバートはモンテクリストの罠によって父親が破滅させられたと知り、血統を申し出る。
心配するヴァレンタインが必死で止めるのも聞かない。
♪優しい嘘(「優しい嘘」)

シーン7

メルセデスはエドモン(モンテクリスト)を訪ねて決闘をやめるよう頼みに行くが聞き入れてもらえない。なぜこんなことになってしまったのか、失意の心情を歌うメルセデス。
♪歳月が経って「今日まで」

シーン8

ひたすら復讐に囚われているエドモンはアルバートと決闘の場に立つが、ヴァレンタインがアルバートの前に立ちふさがり、命乞いをする。その姿を見てかつてのメルセデスと自分の愛を重ね合わせ、空に向けて銃を撃つのだった。

ファリア神父の「人を赦せ」という遺言を思い出すエドモン。

今こそすべてを赦そうという気持ちに至り、復讐心から解放されるエドモン。
♪過去の自分の姿(「あの日の私」)

シーン9、10

メルセデスはモンデゴの元を離れ、エドモンの元へ行く。
妻を取り戻すためにやってきたモンデゴにエドモンは和解を申し出るもののモンデゴはエドモンを殺そうとする。

危機一髪のエドモンをジャコポの撃った銃弾がモンデゴを倒し救われるエドモン。
そしてメルセデスはアルバートがエドモンの息子であると告白し、3人は固く抱き合うのだった。
♪いつもあなたのそばに「ただそばにいる」

 

<終>

 


 
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