【記事翻訳】デビュー22周年、俳優リュ・ジョンハンの近況「プロデューサーモード、フル稼働中」

 

デビュー22周年、俳優リュ・ジョンハンの近況「プロデューサーモード、フル稼働中」
2019.0326 カン・ジニ記者

 多彩なキャラクターで舞台に立つ俳優達は、公演のない時はどのように過ごしているのだろう?

 こんな疑問を抱き、22年間舞台に立ち、観客と出会ってきた韓国を代表するミュージカル俳優リュ・ジョンハンにメールを出した。リュ・ジョンハンは、昨年、ミュージカル『ドクトル・ジバゴ』と『フランケンシュタイン』に出演した後、公演の情報がなかったので、彼の近況が気になったためだ。彼は『フランケンシュタイン』ソウル公演の閉幕(2018年8月)後、昨年末まで、大邱、金海、釜山などで『フランケンシュタイン』の地方公演に続けて出演した。2018年下半期は、ビクター・フランケンシュタインとして過ごしたと言えよう。「現在、新しい作品を準備中」というリュ・ジョンハンがプレイディービーに単独で近況を伝えた。

 リュ・ジョンハンは「昨年末まで出演してきた『フランケンシュタイン』を無事に終えて、今は“プロデューサーモード”でフル稼働中だ」と述べた。

 彼は「2017年夏に初演したミュージカル『シラノ』が、きたる8月に再び戻ってくる。初演当時、観客の方々にたくさん愛され、また、多くの方々が再演を待っていてくれたので、より完成度の高い『シラノ』を作るために総力をあげている」と抱負を語った。

 ミュージカル『シラノ』は、エドモン・ロスタンの戯曲『シラノ・ド・ベルジュラック』が原作で、歌手であり詩人のレスリー・ブリッカスがシナリオと歌詞を書き、作曲家のフランク・ワイルドホーンが曲をつけて誕生した。リュ・ジョンハンは、2017年、この作品でプロデューサーとしてデビューし、主人公シラノとして舞台にも立った。

 2017年、ミュージカル『シラノ』制作発表会でリュ・ジョンハンは「『シラノ』は真の愛とは何なのか、真の犠牲と正義とは何なのかを物語るミュージカルだ。作品の趣旨に魅了され、制作する決心をした」と語ったことがある。『シラノ』は優れた文学的才能を持ちながらも、醜い容姿に対するコンプレックスがあるシラノとロクサーヌ、クリスチャン、3人の男女の純粋で美しい愛の物語を描いた作品だ。

 彼にプロデューサーという新しいタイトルを与えた『シラノ』について「この作品は私のプロデューサーデビュー作なので、意味深い作品であり、個人的にとても好きな作品だ。音楽はもちろん、シラノをはじめとする全てのキャラクターが愛おしい。初演の舞台を準備した時のように、いや、それ以上にたくさん苦悩している」と正直な心情を明らかにした。

 また「今回、新たに参加する国内の創作陣たちとも合流し熱のこもった会議を通して、アイディアを出し合っている。最近、『シラノ』に出演するキャストのオーディションを終えた」と、本格的に作品の準備に突入していることを知らせた。

 ミュージカル『シラノ』は公演の準備期間を経て、きたる8月、光林アートセンター、BBCHホールで上演される予定だ。

 

文:カン・ジニ記者(マガジンプレイDB)
写真提供:CJ E&M、ショーオンカンパニー

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翻訳:リュ・ジョンハンプロジェクト事務局

 

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